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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年10月27日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年10月27日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 主タービングランドシール蒸気供給系所内ボイラー蒸気調整弁入口弁(MO-F005)において、シートパスが確認されたため、弁を点検  
2 1号機 高圧炉心スプレイポンプ吸込ストレーナにおいて、メッシュの素線切れ(1箇所)が認められたため、ストレーナを点検  
3 2号機 気体廃棄物処理系排ガス再結合器入口の水素濃度測定サンプリング配管除湿器において、温度高の表示が発生したため、除湿器を点検  
4 3号機 気体廃棄物処理系高感度オフガスモニタの中央操作室表示装置において、データの表示がされないため、モニタを点検  
5 4号機 原子炉隔離時冷却系手動起動試験データシート作成時において、タービン排気圧力の読み間違いが認められたため、データを訂正  
6 3.4号廃棄物処理設備 固化系乾燥機(A)下部蒸気ベント逆止弁(F1509A)において、動作不良によりファンネルから蒸気がリークしていることが認められたため、逆止弁を点検  
7 その他 一次水処理設備コンプレッサ(A)の試運転において、吐出圧力が上昇しないことが確認されたため、コンプレッサを点検  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

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