|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年10月25日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成16年10月25日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
給水加熱器A、C室の本設照明において、損傷等が確認されたため、器具取付及び蛍光灯を取替 |
|
2 |
1号機 |
タービン発電機用固定子巻線冷却水系弁のPT検査及び当り検査において、弁体(3台)及びボンネットインロー部に指示模様が認められたため、当該部を交換 |
|
3 |
1号機 |
主復水器細管洗浄装置制御盤内外面において、腐食及びドアパッキンの硬化・ひび割れが認められたため、修理及び交換 |
|
4 |
1号機 |
原子炉再循環系MGセット(B)油ポンプ(B2)電動機カップリング内径寸法において、許容値超えが確認されたため、当該部を修理 |
|
5 |
1号機 |
原子炉再循環系MGセット(A)油ポンプ(A1)電動機反負荷側軸受ハウジング内径寸法において、許容値超えが確認されたため、当該部を修理 |
|
6 |
1号機 |
複合建屋1階南東ダクトスペース室内非常用ディーゼル発電機(A)給気ダクトにおいて、エアリークが確認されたため、ダクトを交換 |
|
7 |
2号機 |
原子炉格納容器内酸素濃度において、微少の上昇が確認されたため、漏えい検出系ラック及び原子炉格納容器酸素サンプリングラックのインリーク調査 |
|
8 |
2号機 |
原子炉補機冷却水系第2ループ循環ポンプ入口温度記録計指示において、時々乱点することが確認されたため、記録計を点検 |
|
9 |
2号機 |
圧力抑制プール水(A)温度高高の表示が発生したが、その他の発生すべき表示が認められないため、温度スイッチを点検 |
|
10 |
2号機 |
換気空調系中央操作室冷水系温度調節弁(TCV-F211A)制御用空気配管電磁弁接続部において、エアリークが認められたため、温度調節弁を点検 |
|
11 |
2号機 |
換気空調系コントロール建屋電気品室冷水系(A)サージタンクにおいて、圧力の低下が確認されたため、原因を調査 |
|
12 |
3号機 |
燃料プール冷却浄化系冷却水ポンプ(B)ポンプケーシングフランジボルト付け根部において、水のにじみが確認されたため、ボルト付け根部を点検 |
|
13 |
4号機 |
活性炭式希ガスホールドアップ搭温度記録計(TR-603)において、紙送り不良が確認されたため、記録計を点検 |
|
14 |
4号機 |
主発電機軸密封油装置真空槽圧力計(PI-002)において、指示不良が認められたため、圧力計を点検 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|