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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年10月7日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年10月7日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
タービングランド蒸気系蒸化器入口蒸気圧力調節弁(PCV-F011A・F012A)アクチュエーターの点検前状況確認において、トリップ弁の動作不良が認められたため、トリップ弁を交換 |
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2 |
1号機 |
計装用圧縮空気系ジャンクションボックス(JB-T005)の内側取合い継手部において、微少のエアーリークが確認されたため、当該部を修理 |
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3 |
1号機 |
湿分分離器ドレンタンク水位調節弁(F018A)アクチュエーター用ドレン弁において、微少のエアーリークが確認されたため、弁グランド部を増し締め |
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4 |
1号機 |
湿分分離器ドレンタンク水位調節弁(F018B)アクチュエーター用圧力計継手部及びドレン弁グランド部において、微少のエアーリークが確認されたため、圧力計継手部及びドレン弁グランド部を増し締め |
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5 |
1号機 |
計装用圧縮空気系ジャンクションボックス(HVJB-S002)において、上蓋パッキンが劣化していることが確認されたため、パッキンを交換 |
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6 |
1号機 |
原子炉ウェル出口ラインレベルゲージ(LG043)において、破損していることが認められたため、レベルゲージを交換 |
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7 |
1号機 |
タービン補機冷却系熱交換器(B)トスフィルター覗き窓において、にじみの跡が確認されたため、覗き窓を点検 |
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8 |
1号機 |
原子炉建屋2階南側壁貫通部よりフレキシブルホース・電話ケーブル・ゴムホースを搬入時において、保安監視員の立合いがない状態で作業を行ったため、注意を喚起 |
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9 |
2号機 |
主復水器細管洗浄装置海水循環運転時において、シーケンス通り進まないことが確認されたため、シーケンスを点検 |
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10 |
2号機 |
原子炉冷却材浄化系プリコートタンクサンプル元弁(F079)において、シートパスにより漏えい水(約3滴/日)が受け皿に滴下していることが確認されたため、弁を点検 |
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11 |
2号機 |
タービン建屋電気油圧式制御装置オイルコンディショナーの継手部において、油の漏えい(約6ミリリットル)が確認されたため、油の拭き取り及び再養生 |
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12 |
4号機 |
中央操作室空調系冷凍機(B)冷媒ライン(HVAC-91)において、エルボ部に亀裂が生じ冷媒の微少な漏えいが確認されたため、当該部を交換 |
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13 |
3.4号廃棄物処理設備 |
低電導度廃液処理系脱塩塔(B)樹脂サンプリング時において、サンプリング用柄杓の先が脱塩塔内に脱落してしまったため、注意を喚起 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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