 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年９月２９日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成16年9月29日（水）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
制御棒の購入において、受注者から当社への提出図書の遅延が確認されたため、注意喚起及び対策を検討 |
|
| 2 |
1号機 |
定検停止操作時において、循環水ポンプ吐出連絡弁（ＭＯ－Ｆ００２Ａ・Ｂ）が全閉にならなかったため、全閉操作を再度行い全閉を確認した |
|
| 3 |
1号機 |
定検停止操作時において、給水逆止弁（ＡＯ－Ｆ０５１Ａ）弁グランド部漏えい検出温度記録計において、温度上昇が認められたため、逆止弁を点検 |
|
| 4 |
2号機 |
原子力保安検査官より「安全上の問題はないが、配管減肉管理を計画的に実施するために、実施時期及び実施内容を定めた長期計画を策定すべき」とのコメントを受けたため、対応を検討 |
|
| 5 |
2号機 |
タービン建屋空調盤のコントロールスイッチランプ交換時において、誤ってランプ電源接地を発生させてしまったため、注意喚起及び設備改善 |
|
| 6 |
3号機 |
原子炉建屋６階天井クレーンのトロリー端電源の表示ランプカバーにおいて、破損していることが確認されたため、ランプカバーを交換 |
|
| 7 |
3号機 |
原子炉建屋６階天井クレーンの走行停止リミットスイッチ用フレキシブルチューブにおいて、損傷が確認されたため、フレキシブルチューブの交換及び位置変更 |
|
| 8 |
3号機 |
電解鉄イオン供給装置海水供給ポンプ（Ａ）のグランド部において、グランド水が多いため、グランド部を増締め |
|
| 9 |
4号機 |
タービン建屋排気ファン室空調機点検において、ファンボス内径寸法の許容値超えが認められたため、ファンボスを交換 |
|
| 10 |
4号機 |
計装用圧縮空気系空気貯槽圧力計（ＰＩ－０１２、００９）において、圧力計間に指示の相違が認められたため、圧力計を点検 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
