福島第二原子力発電所トップ

平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年9月16日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年9月16日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 熱交換器建屋地下1階作業用変圧器(PT-1H1001及びPT-1H1002)の制御装置展開接続図と現場結線に相違が確認されたため、制御装置展開接続図を訂正  
2 1号機 廃棄物処理補機冷却系熱交換器(A)入口流量計の点検後のリークテスト時において、配管に詰まりが認められたため、配管を清掃  
3 2号機 加熱蒸気戻り系レシーバータンクレベルスイッチ(LS-015)点検において、案内管内部に削れ箇所が確認されたため、レベルスイッチを点検  
4 2号機 主発電機固定子冷却水貯水槽において、通常状態にもかかわらず水位高の表示が発生したため、原因を調査  
5 2号機 タービン建屋2階タービン潤滑油系ベント管において、油が滴下しオイルパン外に飛散(約12ミリリットル)していることが確認されたため、Uシールへ油を補給及びホースを設置  
6 3号機 復水脱塩装置出口導電率計(CIT010)のパスワード入力において、入力ができないことが認められたため、導電率変換器を交換  
7 3号機 主復水器細管洗浄装置ボール回収器(B2)出口切替弁 (MO-F010B)のフランジにおいて、腐食が確認されたため、当該部を修理  
8 3号機 主復水器細管洗浄装置復水器(B)ボール注入弁(F015B)において、シートリークが確認されたため、ボール注入弁を点検  
9 3号機 主復水器細管洗浄装置貝分離器(B1.2)の内面および格子において、塗装の剥離が認められたため、当該部を補修塗装  
10 3号機 廃棄物処理補機冷却系熱交換器(B)注入水流量計後のドレン弁(F528B)において、シートリークが認められたため、ドレン弁を点検  
11 3号機 主復水器細管洗浄装置復水器(C)ボール注入弁(F015C)において、シートリークが確認されたため、ボール注入弁を点検  
12 4号機 過渡現象記録装置の動作確認において、当該装置が起動しないことが認められたため、原因を調査  
13 4号機 復水ろ過装置(C塔)の停止時において、中央操作室の状態表示が停止にならなかったため、原因を調査  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

過去のデータは、こちらをクリックしてください。
● 平成15年11月分
● 平成15年12月分
● 平成16年01月分
● 平成16年02月分
● 平成16年03月分
● 平成16年04月分
● 平成16年05月分
● 平成16年06月分
● 平成16年07月分
● 平成16年08月分
● 平成16年09月分


menu

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします