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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年8月24日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年8月24日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 2号機 中性子計装系局部出力領域モニタ検出器(16-25A)の動作試験において、動作不良が確認されたため、モニタを点検  
2 3号機 起動用変圧器(3SA)活線浄油機において、主電源が「OFF」の状態になっていることが確認されたため、異常がないことを確認し復旧  
3 4号機 タービン建屋天井クレーン(100t/25t)補巻きマグネットブレーキライニングにおいて、偏磨耗が認められたため、ブレーキライニングを交換  
4 4号機 ドライウェル冷却系上部冷却器外部ドレン板において水(約100ml)が溜まっていることが認められたため、結露水であることを確認し、ドレン配管から正常に排水されたことを確認  
5 4号機 弁分解用門型クレーン(5t)走行レール点検において、レールに局所曲がり及びジョイント部のくい違いに許容値超えが認められたため、走行レールを調整  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

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