|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年8月23日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成16年8月23日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
コントロール建屋中央操作室給気加熱器(B)の所内ボイラー圧力計(PI-170)付け根部において、リーク痕が認められたため、当該部を点検 |
|
2 |
1号機 |
主蒸気・給水温度記録計(TR601)において、打点部に破損が認められたため、当該部を交換 |
|
3 |
2号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置海水ストレーナー(B)の亜鉛棒において、減肉が認められたため、亜鉛棒を交換 |
|
4 |
3号機 |
プロセス計算機の筐体内にあるユニット冷却ファンにおいて、異音が認められたため、当該部を点検 |
|
5 |
3号機 |
プロセス計算機CRTハードコピー装置において、印字できないことが確認されたため、ハードコピー装置を点検 |
|
6 |
3号機 |
サービス建屋換気空調系給気ファン(B)の吸込側風量調整ダンパにおいて、作動不良が確認されたため、風量調整ダンパを交換 |
|
7 |
4号機 |
漏えい検出系雰囲気温度打点式記録計(TRS-602)チャート押さえツメ(樹脂製)において、欠損していることが確認されたため、チャート押さえを交換 |
|
8 |
4号機 |
取水設備スクリーン洗浄ポンプ(B,C)が運転中、停止中の洗浄ポンプ(A)が逆回転していることが確認されたため、原因を調査 |
|
9 |
4号機 |
中央操作室天井の排煙設備ダクトジョイント部において、水の滴下(結露水:5秒に1滴程度)が認められたため、当該部を点検 |
|
10 |
サイトバンカ |
サイトバンカ建屋制御室パッケージ空調機において、Vベルト付近から異音が認められたため、当該部を点検 |
|
11 |
その他 |
配管減肉事象に係る点検に関する調査結果において、集計作業上の計算ミス等により再精査を実施 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|