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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年8月12日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年8月12日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 燃料プール冷却材浄化系ろ過脱塩フィルタの逆洗操作において、液晶画面に再生用のプログラミングタイマが表示されないことが確認されたため、液晶画面を点検  
2 1号機 中央操作室の原子炉建屋広帯域外気差圧計(DPI671)において、指示不良が確認されたため、差圧計を点検  
3 2号機 第15回定期検査の安全保護系保護検出要素性能(校正)検査(C,D項目)において、検査官より「測定器精度と対象計器ループ精度が直接比較できないので直接比較を行いその結果が妥当であることを説明すること」との指摘があったため、検査実施記録に比較説明を記載  
4 2号機 主復水器ホットウエル(A1)導電率計において、指示不良が認められたため、導電率計を点検  
5 2号機 取水設備スクリーン排水路において、上蓋を乗せるサポートが腐食しているため、サポートを交換  
6 2号機 発電機軸密封油真空ポンプ吐出ラインにおいて、オイル確認窓が満杯の状態になっていることが確認されたため、吐出ラインを点検  
7 3号機 サービス建屋3階食堂の飲料水のフィルタの逆洗を実施した際、フィルタ接続部が外れ飲料水が飛散し、給排水ライン貫通部より2階天井より水が滴下したため、フィルタ接続部を復旧   

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

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