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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年8月2日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年8月2日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 主排気筒放射線モニタトリチウム回収装置(A)系のサンプル流量調整時、流量がハンチングしサンプルガス流量低にてサンプル装置が停止したため、再起動し流量調整を実施  
2 2号機 主要計測修理工事のうち計装用ペネモジュール修理の報告書において、仕様書の要求事項に対する未実施が確認されたため、部分完了報告受領時は仕様書との照合を的確に実施  
3 2,4号機 移動式炉内計装系の本格点検において、仕様書の要求事項に対する未実施が確認されたため、報告受領時は仕様書との照合を的確に実施、また、協力企業へ注意を喚起  
4 2号機 タービン補機冷却系熱交換器室の火災警報器において、誤動作が発生(3回)したため、火災警報器を交換  
5 3号機 電動駆動原子炉給水ポンプエリア空調機(B)ファン2の点検時、電動機シャフトキー溝に許容値超えが確認されたため、キーを交換  
6 3号機 タービン建屋低電導度廃液サンプ(B)ポンプ(B)起動時、グランド水が飛散した水溜まり(非放射性,20ml程度)が確認されたため、グランド部を点検  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

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