 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年７月２７日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成16年7月27日（火）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
タービン建屋２階照明用の分電盤において、絶縁不良が確認されたため、原因を調査 |
|
| 2 |
1号機 |
タービン建屋のタービン駆動原子炉給水ポンプ室コンセント用の分電盤において、絶縁不良が確認されたため、原因を調査 |
|
| 3 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第二ループ熱交換器（Ｃ）の電解鉄注入水流量計前弁（Ｆ０５６Ｃ）において、シートパスが確認されたため、弁を点検 |
|
| 4 |
1号機 |
格納容器窒素ガス供給ライン温度計において、指示不良（ハンチング）が確認されたため、温度計を点検 |
|
| 5 |
2号機 |
スクリーン水位差計（Ｂ系）において、指示不良（ダウンスケール）が確認されたため、水位差計を点検 |
|
| 6 |
4号機 |
海水熱交換器建屋換気系の防火ダンパと風量調整ダンパの点検において、作動不良が確認されたため、両ダンパを交換 |
|
| 7 |
4号機 |
保安規定遵守状況確認シートの使用において、改訂前のシートを使用してしまったことから、正規のものを使用するとともに注意を喚起 |
|
| 8 |
1.2廃棄物処理設備 |
所内ボイラ凝縮水移送ポンプ（Ｂ）のグランド部において、少量の水のリーク（鉛筆１本弱程度）が確認されたため、グランド部を点検 |
|
| 9 |
3.4廃棄物処理設備 |
固化設備シール水ポンプ（Ａ）のメカシール部において、リーク（１滴／４０秒程度）が確認されたため、メカシール部を点検 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
