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| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年６月２４日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年6月24日（木）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
タービン建屋の天井クレーンにおいて、水銀灯(１灯)が球切れにより点灯しないため、水銀灯を交換 |
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| 2 |
1号機 |
復水ろ過装置のポンプシール水供給用配管の減圧弁において、微量のシートパスが確認されたため、減圧弁を点検 |
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| 3 |
1号機 |
試料採取系の手分析用配管の安全弁において、微量のシートパスが確認されたため、安全弁を点検 |
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| 4 |
1号機 |
非常用ディーゼル発電機（Ａ）ディタンクのレベル計において、動作不良（固着）が確認されたため、レベル計を点検 |
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| 5 |
2号機 |
遮断器用リフターの点検をしたところ、ブレーキ板に損傷(2枚中1枚)が確認されたため、ブレーキ板を交換 |
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| 6 |
2号機 |
取水設備スクリーン洗浄水ポンプ（A）の起動時おいて、ポンプ出口圧力計に指示不良が確認されたため、圧力計を点検 |
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| 7 |
2号機 |
コントロール建屋の中央制御室冷凍機(Ｂ)において、圧縮機（B-1）レシーバ入口逆止弁の取合いカップリング部に微量の冷媒漏れが確認されたため、カップリング部を点検 |
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| 8 |
3号機 |
門型クレーンの主巻用電動機ファンカバーにおいて、腐食による損傷が確認されたため、ファンカバーを交換 |
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| 9 |
3号機 |
補機冷却海水系の電解鉄イオン供給装置において、電解槽出口流量計前及び後ドレン弁に、海水のシートパスを確認したため、当該ドレン弁を点検 |
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| 10 |
4号機 |
原子炉補機冷却系の第二ループ熱交換器(Ｂ)において、淡水置換水入口弁のグランド部に、微量の漏れが確認されたため、入口弁を点検 |
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| 11 |
4号機 |
原子炉補機冷却系の第二ループ熱交換器(Ｂ)において、海水ベント弁及びドレン弁のシート部に、微少の漏れが確認されたため、当該弁を点検 |
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| 12 |
4号機 |
炉心性能計算に使用する入力定数の一部において、設定が適切でない定数が確認されたため、入力定数の変更を行う |
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| 13 |
その他 |
原子炉施設保安規定の運用要領において、異常収束後の処置の第３項（２）に「第１７条第２項」と記載されているところ、「第１６条第２項」と誤記入したため、当該箇所を修正 |
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| 14 |
その他 |
６６ｋＶ開閉所の断路器用電動操作装置において、電動機保護用限時リレーの直流定格電圧１２５Ｖ仕様のところ、１００Ｖ仕様であったため、当該限時リレーを交換 |
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| 15 |
その他 |
第二予備品倉庫クレーンのインバータを点検したところ、Ｎｏ．１及びＮｏ．２クレーン補巻運転制御用周波数において、現物の設定値と制御装置展開説明図の設定値に相違が確認され現場の設定値が正しいため、制御装置展開説明図を修正 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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