福島第二原子力発電所トップ

平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年6月18日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年6月18日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 換気空調系環境改善用冷却水系の点検のため冷媒回収用真空ポンプ使用中、MCC(1A-2-1)過負荷により真空ポンプが停止したため、原因を調査  
2 1号機 原子炉再循環ポンプ( A )のパージライン安全弁(F006A)において、少量のシートパスが確認されたため、安全弁を点検  
3 2号機 タービン建屋サンプポンプ運転記録計において、インクリボンの動作不良が確認されたため、記録計を点検  
4 2号機 制御棒の引抜・挿入試験のところ、エアの噛み込みにより制御棒(11本)の挿入及び引抜に動作不良が確認されたため、押ボタンの長押しにより操作を実施  
5 4号機 原子炉格納容器漏えい率検査において、検査官より「算定値の有効桁数に関し、各種観測機器の精度を踏まえ、適切に精度を保証するよう改善を行うこと」とコメントを受けたため、対策を検討  
6 3.4号廃棄物処理設備 固化系濃縮廃液供給ポンプの出口配管から乾燥機供給ポンプ入口配管の間において、詰まりが確認されたため、移送配管を点検  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

過去のデータは、こちらをクリックしてください。
● 平成15年11月分
● 平成15年12月分
● 平成16年01月分
● 平成16年02月分
● 平成16年03月分
● 平成16年04月分
● 平成16年05月分
● 平成16年06月分


menu

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします