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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年6月14日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年6月14日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉補機冷却系の第二ループ熱交換器(A)において、渦流探傷検査を行ったところ、冷却細管に減肉(3本)及びバッフル部外面に欠陥信号の検出(3本)が確認されたため、閉止栓を打設 |
6月2日NO.1の続報 |
2 |
1号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器の入口導電率記録計において、チャート(記録用紙)を入れ間違えたため、正規のチャートと交換 |
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3 |
1号機 |
原子炉補機冷却系の第二ループ熱交換器(B)において、詰まりが確認されたため、熱交換器を清掃 |
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4 |
1号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ用主油ポンプの自動起動試験時に、計算機のアラームタイパーにおいて、「運転中 ON/OFF」の打ち出しがなかったため、原因を調査 |
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5 |
1号機 |
熱交換器建屋地下1階の側溝(北側及び南側)において、汚れが確認されたため、清掃 |
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6 |
1号機 |
電解鉄イオン供給装置の海水ポンプ(B)のグランド部において、シール水の多いことが確認されたため、グランド部を点検 |
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7 |
2号機 |
発電機水素冷却系の一次圧力調節弁用検出弁(N42-F006A)において、「開状態」で固着しているため、検出弁を点検 |
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8 |
2号機 |
原子炉再循環ポンプ(A)のシールキャビティ圧力制御流量計において、指示不良が確認されたため、圧力制御流量計を点検 |
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9 |
2号機 |
電解鉄イオン供給装置のストレーナ差圧計において、差圧計配管に詰まりが確認されたため、差圧計配管を点検 |
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10 |
2号機 |
自動減圧系(A)の窒素供給系の圧力計(P52-PI-102A)において、指示不良が確認されたため、圧力計を点検 |
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11 |
3号機 |
タービン偏心/回転数/加減弁開度/タービンバイパス弁開度等の記録計のデジタル表示部において、エラーが発生したため、CPUカード交換 |
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12 |
3号機 |
コントロール建屋常用電気品室換気空調系の排気ファン(A)の電動機冷却ファンにおいて、異音及び振動が確認されたため、冷却ファンを点検 |
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13 |
4号機 |
原子炉格納容器漏えい率検査(社内検査)の35kPaの昇圧時に、原子炉格納容器高電導度廃液系のドレンサンプ流量計において、指示値が検出された。漏えい量が微少であることから、継続監視を行いながら、300kPaまで昇圧 |
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14 |
4号機 |
原子炉格納容器漏えい率検査(社内検査)の35kPa点検時に、制御棒駆動水圧制御ユニット(38-23)の102弁のフランジ部において、微量のにじみが確認されたため、ふき取りを実施 |
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15 |
4号機 |
タービン補機冷却系の熱交換器(B)において、鉄イオン供給隔離第一次弁(P41-F315B)に動作不良(閉操作が不可)が確認されたため、第一次弁を点検 |
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16 |
4号機 |
中操操作室内の制御盤において、塗装の剥離が確認されたため、制御盤の補修及び塗装 |
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17 |
4号機 |
原子炉隔離時冷却系のタービン排気ライン隔離弁(E51-MO-F011)において、開度計の蓋がなくなっているため、蓋を取付 |
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18 |
4号機 |
残留熱除去系の電動弁3箇所(E12-MO-F048B,F090,F004B)において、開度計用蓋のチェーンが切損しているのが確認されたため、チェーンを修理 |
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19 |
1,2廃棄物処理設備 |
洗濯廃液系の蒸留水ポンプ(A)において、ブラケットドレン配管に詰まりが確認されたため、ドレン配管を点検 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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