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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年6月10日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年6月10日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
発電機固定子冷却水ポンプの予備機自動起動定例試験時において、予備ポンプ(A)を起動させた後停止し、ポンプ(B)のみの運転にしたが、吐出圧力低という事象が発生したことから、発生原因を調査 |
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2 |
2号機 |
原子炉格納容器内の計装配管破断検出温度指示計のギヤ部において、磨耗が確認されたため、ギヤ部を交換 |
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3 |
2号機 |
原子炉給水ポンプの封水ドレン弁( AO-F131A )において、微量のシーパスが確認されたため、封水ドレン弁を点検 |
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4 |
2号機 |
原子炉給水ポンプの封水ドレン弁(AO-F131B )において、微量のシーパスが確認されたため、封水ドレン弁を点検 |
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5 |
2号機 |
主蒸気隔離弁漏洩試験用純水供給弁(F168V)において、微量のシートパスが確認されたため、漏洩試験用弁を点検 |
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6 |
3号機 |
ホイストの年次点検において、操作用押釦開閉器のケーブルブッシングに亀裂(16台)が確認されたため、ケーブルブッシングを交換 |
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7 |
3号機 |
原子炉補機冷却系第二ループ温度調節弁(TCV-F205B)のグランド部において、微量の水漏れが確認されたため、グランド部を点検 |
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8 |
3号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(B)の低圧蒸気加減弁(NO.3)のグランド部において、微量の蒸気漏れ(非放射性)が確認されたため、グランド部を点検 |
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9 |
4号機 |
循環水系ボール捕集器ピット内サンプポンプの電動機用電線管において、腐食が確認されたため、当該電線管を修理 |
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10 |
4号機 |
原子炉格納容器の漏えい率検査のバウンダリ構成時において、チェックシートにチェックする際、記載内容に誤記が確認されたため、当該箇所を訂正 |
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11 |
4号機 |
窒素ガス供給系の弁(T48-F038)の操作ハンドルにおいて、ガタツキが確認されたため、ハンドルを調整 |
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12 |
4号機 |
計器校正室内純水供給弁(F139)において、微量のシートパスが確認されたため、弁の点検 |
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13 |
4号機 |
残留熱除去機器冷却系の調圧タンク(A)及び(B)において、調圧タンクの圧力低下が確認されたため、調圧タンク廻りの配管等を点検 |
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14 |
その他 |
廃棄体データ管理システムから固体廃棄物管理システムへの作業実績データ送信において、修正データを再送信したところ送信できなかったため、原因を調査 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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