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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年5月28日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年5月28日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 4号機 福島第二原子力発電所4号機の圧力抑制室内の最終点検結果について ・5月28日公表済

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 CV洞道排水ポンプを点検したところ、(B)号機はストレーナの腐食、(C)号機はストレーナ及びサクションカバーが腐食しているため、排水ポンプを交換  
2 1号機 燃料プール冷却材浄化系逆洗受ポンプ( B )のシール水元弁において、少量のシートパスが確認されたため、シール水元弁を点検  
3 1号機 燃料プール冷却材浄化系逆洗受ポンプ( A )のシール水元弁において、少量のシートパスが確認されたため、シール水元弁を点検  
4 4号機 原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装置出口の導電率計流量コントローラ取付けナット部において、水のにじみが確認されたため、流量コントローラを点検  
5 4号機 発電機密封油系密封油真空ポンプ(B)補助油タンク内の油が白濁しているため、補助油タンク内の油を調査  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

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