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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年4月23日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年4月23日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉建屋の天井クレーンの点検において、主巻装置、補巻装置、走行装置及び横行装置の速度検出器カップリング用ゴムタイヤにひび割れが確認されたため、ゴムタイヤを交換 |
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2 |
1号機 |
原子炉建屋の天井クレーンの点検において、走行装置足踏み油圧式ディスクプレーキ(A)(B)のディスクとパットの隙間が交換基準に達したため、ディスクブレーキを交換 |
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3 |
2号機 |
原子炉補機冷却系の第二ループ熱交換器(B)において、伝熱管の渦流探傷検査を実施したところ、推定残肉率50%未満の伝熱管(8本)が確認されたため、当該伝熱管を交換 |
4月6日No.5の続報 |
4 |
2号機 |
原子炉格納容器漏えい率の社内検査において、バウンダリの一部解除時に、バウンダリ弁チェックシートの記入時に誤記入(1箇所)したため、チェックシートを訂正 |
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5 |
3号機 |
廃棄物処理補機冷却系熱交換器(A)において、電解鉄注入水流量計ドレン配管の清掃時に、注入配管が泥により閉塞しているのが確認されたため、注入配管を清掃 |
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6 |
3号機 |
主変圧器周辺のサブドレン系において、接続箱及び電線管に腐食が確認されたため、接続箱及び電線管を交換 |
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7 |
4号機 |
タービン建屋のエレベーターにおいて、区画材等の積み下ろし作業時に、作業員1名がエレベーター内にいる状態で扉が閉まり、上昇途中で停止したため、原因を調査中 |
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8 |
4号機 |
蒸気タービン使用前検査の準備作業において、検査要領書を再確認したところ、検査の測定項目一覧表及び検査記録の記載内容に誤記が確認されたため、当該検査要領書を訂正 |
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9 |
4号機 |
不適合報告書を紛失したため、当該報告書の写しをコピーし、コピーを原本とした |
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10 |
4号機 |
復水器の連続洗浄装置おいて、ボール捕集器(A)差圧計元弁とボール補集器(B)差圧計元弁が逆に設置されているのが確認されたため、当該弁を入替 |
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11 |
4号機 |
原子炉圧力容器の温度記録計において、記録紙送りに動作不良が確認されたため、記録計を点検 |
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12 |
4号機 |
排ガス放射線モニタの除湿冷却器出口サンプルポンプにおいて、油面計にひび割れがあり、ひび割れ箇所に微量の油漏れが確認されたため、油面計を点検 |
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13 |
4号機 |
制御棒の引抜き・挿入動作確認において、1回で引き抜けない制御棒が3本あったため、当該制御棒駆動装置を調査 |
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14 |
4号機 |
タービン建屋給気ファンおよび排気ファンのダンパー駆動機構からの空気漏れ等が発生したため、修理を実施した。本修理実施に伴い当該機器の機能検査(社内)を再実施する。 |
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15 |
3.4廃棄物処理設備 |
雑固体供給装置の電磁弁ラックにおいて、潤滑油排出口に、油のにじみ(微量)を確認したため、潤滑油排出口を点検 |
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16 |
サイトバンカ |
サイトバンカ建屋の排気ファン(A)において、電動機の負荷側軸受に異音が確認されたため、電動機を点検 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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