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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年3月30日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年3月30日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
換気空調系のコントロール建屋送風機グラビティーダンパにおいて、開閉ウエイトに動作不良が確認されたため、グラビティーダンパを点検 |
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2 |
1号機 |
電解鉄イオン供給装置から廃棄物処理補機冷却系熱交換器への入口流量計に、指示不良が確認されたため、入口流量計を点検 |
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3 |
2号機 |
復水系の試料採取ラック恒温装置冷却水ドレン弁に、微量の漏れ(シートパス)が確認されたため、冷却水ドレン弁を点検 |
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4 |
2号機 |
監視機能健全性確認検査時において、プロセスモニタ点検手入立会検査要領書のうち液体廃棄物処理系排水放射線モニタの高警報設定値の判定基準に誤記が確認されたため、訂正 |
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5 |
3号機 |
原子炉核計装系の局所出力領域モニタに、指示の変動が確認されたため、局所出力領域モニタを点検 |
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6 |
3号機 |
総合負荷検査(社内検査)おいて、実施要領書内に誤記が確認されたため、実施要領書を訂正 |
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7 |
3号機 |
プロセス計算機系のサプレッションプール水温度に、指示のバラツキが確認されたため、温度検出器を点検 |
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8 |
4号機 |
残留熱除去冷却海水ポンプ(B)グランド飛散防止用カバーのパッキン部より少量の海水漏れが確認されたため、飛散防止カバーを点検 |
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9 |
4号機 |
停止時冷却モード運転中における残留熱除去機器冷却系調圧タンクの加圧について、本来、高圧窒素ガス供給系を使用すべきところ、所内用圧縮空気系を使用していたため、調査を実施 |
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10 |
4号機 |
原子炉再循環ポンプ(A)電動機上部の復旧作業を実施していたところ、オイルガイド固定用ボルトに、緩みが確認されたため、固定用ボルトを点検 |
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11 |
その他 |
所内用水系の送泥ポンプ(A)の操作スイッチを「自動」位置にするところ、「入」位置にしたため、送泥ポンプが水位低付近で起動・停止を繰返したことにより、送泥ポンプが過負荷により停止したため、送泥ポンプを点検 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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