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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年3月17日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年3月17日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
タービン潤滑油系主油タンク非常用ポンプの試運転を実施したところ、電動機の振動が前回より高いため、電動機を点検 |
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2 |
3号機 |
運転日誌に再循環ポンプの入口温度について、記載漏れがあったため、記録計チャートよりデーターを転記 |
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3 |
3号機 |
起動時に発生した不具合報告(1.調整弁駆動空気供給配管の継手より微小リークあり、シールテープ巻直し 2.第3,4ヒーター(A)のマンホール保温の一部脱落あり、ビスにて再取付 3.湿分分離器「水位調整弁前ドレン弁」シートパス、弁増締め) |
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4 |
4号機 |
原子炉再循環ポンプ上部のケーブルトレイ蓋カバー用ボルトが脱落していたため、ボルトを取付 |
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5 |
4号機 |
原子炉再循環ポンプ上部のケーブルトレイ底蓋が脱落していたため、ケーブルトレイ底蓋を取付 |
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6 |
4号機 |
125V(予備系)充電器盤の点検において、平滑コンデンサーの性能が低下してきたため、平滑コンデンサーを点検 |
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7 |
4号機 |
125V(B系)充電器盤の点検において、平滑コンデンサーの性能が低下してきたため、平滑コンデンサーを点検 |
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8 |
4号機 |
原子炉格納容器漏えい率検査のうち、基準容器系検査(均圧弁等漏えい確認)において、原子炉格納容器圧力計(T48-PI-103)の製造番号と、校正記録の製造番号の照合を実施したところ、相違があったことを確認 |
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9 |
2.4号機 |
非常用炉心冷却系ポンプ(残留熱除去ポンプ、低圧炉心スプレイポンプ、高圧炉心スプレイポンプ)の取扱説明書に記載されている軸単体の振れ判定基準に誤記が確認されたため、判定基準誤記の記載頁を差替 |
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10 |
2.4号機 |
非常用炉心冷却系ポンプ(残留熱除去ポンプ、低圧炉心スプレイポンプ)の施工要領書に記載されている軸単体の振れ判定基準に誤記が確認されたため、当該ポンプ施工要領書の判定基準誤記の記載を訂正 |
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11 |
4号機 |
燃料装荷作業において、プールゲートから2本目(北側)のスタットボルトに、約5mmの剥離片らしきものを確認 |
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12 |
4号機 |
燃料プール冷却浄化系ポンプの吐出流量が、通常の値より高い指示をしているため、流量計を点検 |
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13 |
4号機 |
タービン建屋換気空調系給気フィルタが、詰まり傾向にあるため、フィルタを交換 |
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14 |
4号機 |
「事故後サンプル水採取装置盤」表示ランプが損傷したため、表示ランプを交換 |
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15 |
1.2廃棄物処理設備 |
照明用分電盤内コンセントの回路(LP-1W41 CKT-15)負荷側の絶縁抵抗測定を実施したところ、測定値が基準値から外れているため、当該コンセント回路を点検 |
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16 |
1.2廃棄物処理設備 |
濃縮洗濯廃液ポンプの出口圧力計元弁に、微量の漏れ(シートパス)が確認されたため、圧力計元弁を点検 |
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17 |
3.4廃棄物処理設備 |
高電導度廃液系濃縮器のデミスタドレン配管に詰まりが確認されたため、ドレン配管を点検 |
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18 |
サイトバンカ |
サイトバンカ建屋「作業用プラットホーム横行電動機」点検時、電動機の端子箱内において、電磁ブレーキのケーブルに挟まれ痕を確認したため、電磁ブレーキケーブルを修理 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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