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| 平成１５年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年３月３日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年3月3日（水）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
１号機 |
低圧炉心スプレー系電動弁の定例試験時、記録を作成したが、作業依頼票が発行されているにも拘わらず、試験可能逆止弁の結果を「良好」としてしまった |
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| 2 |
１号機 |
危険物貯蔵施設調査おいて、非常用ディーゼル発電設備軽油タンク(A)上部マンホールに腐食を確認したため、軽油タンクマンホールを修理 |
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| 3 |
１号機 |
危険物貯蔵施設調査おいて、非常用ディーゼル発電設備軽油タンク(B)燃料受入配管サポートに腐食を確認したため、配管サポートを修理 |
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| 4 |
１号機 |
総合情報棟用非常用電源ケーブルの絶縁抵抗を測定したところ、ケーブルの損傷を確認したため、ケーブルを修理 |
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| 5 |
1.2号機 |
化学管理報告書のプラント状態の記載に誤記が発見されたため、報告書を訂正提出 |
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| 6 |
２号機 |
再循環制御盤で警報が発生し、現場盤において、自動電圧調整器及び常用自動パルス移相器の故障を確認したため、原因を調査中 |
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| 7 |
２号機 |
不活性ガス系常時補給用窒素配管圧力調節弁バイパス弁に微小の漏れ(シートパス)があるため、バイパス弁を点検 |
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| 8 |
２号機 |
原子炉建屋補機冷却系熱交換器水室ドレン弁の点検時、シート面に当りシート不良があるため、ドレン弁を点検 |
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| 9 |
３号機 |
モニタ建屋において、振動ドリルによる穴あけ作業中ノイズが乗り、主排気筒モニタの指示値が低下し警報が発生した。作業中止により、モニタ指示値は回復したが、警報が復帰する指示値に達せず継続しているため、モニタを調査 |
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| 10 |
３号機 |
巡視点検中に、非常用ガス処理系排ガス放射線モニタの下限ランプ点灯のため、放射線モニタを点検 |
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| 11 |
３号機 |
巡視点検中に、水素注入系水素ガス供給設備の弁圧力計元弁前弁のグランド部より微少の漏れが確認されたため、圧力計元弁前弁を点検 |
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| 12 |
３号機 |
高圧炉心スプレィ系制御盤論理回路ヒューズの端子ビスに緩みがあるため、論理回路ヒューズを点検 |
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| 13 |
1.2廃棄物処理設備 |
廃液濃縮処理設備シール水ポンプ循環ライン弁の、弁体及び弁座に傷があるため、循環ライン弁を点検 |
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| 14 |
1.2廃棄物処理設備 |
濃縮選択廃液ポンプA再循環弁の、弁体に傷、弁棒に腐食が見られるため、再循環弁を点検 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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