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| 平成１５年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年２月２６日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年2月26日（木）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
硫酸ポンプ吐出弁の作動試験おいて、操作盤の開閉ランプの「開」側が点灯しないため、リミツトスイッチを点検 |
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| 2 |
1号機 |
スクリーンを手動運転より停止し、自動運転に切り替えたところ、洗浄水ポンプが起動信号がないにもかかわらず自動起動したため、起動回路を調査 |
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| 3 |
1号機 |
非常用ディーゼル発電機ターボ出口排気集合部保温カバー取付ビスの不良のため、保温カバーを修理 |
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| 4 |
２号機 |
原子炉圧力容器漏えい検査準備において、定期検査要領書記載の原子炉圧力容器の最低使用温度について誤記があるため、訂正 |
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| 5 |
２号機 |
低圧復水ポンプ水張り後、シャフトとドライブカラーの隙間ににじみがあるため、低圧復水ポンプを点検 |
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| 6 |
２号機 |
再循環ポンプシールキャビティー流量計の指針がリンク機構より外れているのが確認されたため、発信器を点検 |
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| 7 |
２号機 |
燃料プール冷却浄化系配管オリフィスに詰まりがみられるため、配管を修理 |
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| 8 |
２号機 |
補機冷却海水系渦流フィルター入口弁のリミットスイッチが動作不良のため、リミットスイッチを点検 |
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| 9 |
３号機 |
主冷凍機点検において、冷水側・冷却水側の水室カバーボルトに錆及び腐食が確認されたため、水室カバーボルトを修理 |
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| 10 |
４号機 |
原子炉補機冷却熱交換器渦流フィルター開放点検において、ライニングの剥離及び硬化・変形が確認されたため、ゴムライニングを修理 |
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| 11 |
４号機 |
可燃性ガス濃度制御系機能検査(その1)の定期検査要領書において、弁名称の誤記があるため、訂正 |
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| 12 |
４号機 |
タービン給気ファン室空調機の電動機シャフト外径の計測値が基準値より外れていたため、電動機を修理 |
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| 13 |
４号機 |
タービン補機冷却海水系熱交換器出口海水配管ドレン弁に少量の漏れ(シートパス)があるため、ドレン弁を点検 |
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| 14 |
４号機 |
タービン補機冷却海水系熱交換器出口海水配管ドレン弁に詰まりが認められたため、配管及びドレン弁を点検 |
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| 15 |
補助ボイラー |
補助ボイラー給水ポンプカップリング側のグランド部に少量の水漏れがあるため、グランドを点検 |
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| 16 |
補助ボイラー |
脱気器レベルスイッチをテスト装置にて再校正したところ、レベル計に校正外れがあるため、レベル計を調査 |
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| 17 |
その他 |
水処理原水移送ポンプストレーナーに亀裂があるのを発見したため、ストレーナーを点検 |
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| 18 |
その他 |
強風のために、トレーラハウス全体が傾いたため、トレーラハウスを点検 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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