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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年2月24日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年2月24日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水器A1水室出口バイパス弁を全閉操作をしたところ、全閉出来なかったため、出口バイパス弁を点検 |
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2 |
1号機 |
復水器A2水室入口バイパス弁を全閉操作をしたところ、全閉出来なかったため、入口バイパス弁を点検 |
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3 |
2号機 |
循環水ポンプ(A)試運転に伴い、機器の漏えい確認をしていたところ、復水器A2水室温度検出器継手部より、微少の漏えいが確認されたため、温度検出器継手部を修理 |
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4 |
2号機 |
原子炉格納容器漏えい率検査の社内確認において、計器校正確認検査要領書及び、成績書記載の単位に誤記があったため、要領書の改訂及び成績書を訂正 |
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5 |
2号機 |
循環水ポンプ(B)起動後、他給水電磁弁が自動で全閉するところ、全閉しなかったため、他給水電磁弁を点検 |
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6 |
3号機 |
復水脱塩器装置のプリコート材供給タンク液位計点検において、計器内部を確認したところ、ワイヤー押さえ用スプリングに変形が確認されたため、ワイヤー押さえ用スプリングを修理 |
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7 |
3号機 |
非常用ガス処理系放射線モニタの指示値が復帰しても、下限ランプの警報が消灯しないため、放射線モニタの点検 |
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8 |
3号機 |
格納容器貫通外側計装配管温度打点式記録計の指示が不良のため、打点式記録計を点検 |
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9 |
4号機 |
非常用ディーゼル発電機用ホイスト押し釦スイッチ用のケーブル被覆が劣化しているため、ケーブルの修理 |
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10 |
4号機 |
復水浄化ポンプ室空調機の電動機シャフト外側の計測値が基準値より外れているため、電動機を修理 |
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11 |
4号機 |
原子炉再循環系小口径配管修理切断部及び試料採取ラック入口弁ボンネット部より残水を漏えい(約250ml)したため、漏えいエリアを除染 |
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12 |
4号機 |
電解鉄イオン供給装置系のベント弁に微量の漏えい(シートパス)があるため、ベント弁を点検 |
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13 |
1.2号機廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋の冷凍機膨張水槽の純水補給水弁に微量の漏えい(シートパス)があるため、純水給水弁を点検 |
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14 |
1.2号機廃棄物処理設備 |
ランドリ給気加熱器蒸気戻りストレーナドレン弁に微量の漏えい(シートパス)があるため、ストレーナドレン弁を点検 |
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15 |
3.4号機廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋排気ファンのフィルターが詰まり傾向にあるため、フィルターを交換 |
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16 |
3.4号機廃棄物処理設備 |
主排気ダクトトレンチ内のストームドレン系サンプピット漏えい検出器が不良のため、検出器を点検 |
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17 |
3.4号機廃棄物処理設備 |
廃棄物処理補機冷却海水系のポンプ吸込圧力計元弁が開固着しているため、吸込圧力計元弁を点検 |
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18 |
その他 |
サイドバンカ建屋の排気ファンのフィルターが詰まり傾向にあるため、フィルターを交換 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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