|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年1月16日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成16年1月16日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
海水熱交建屋の計装配管修理工事において、屋外トレンチのハッチを開放したところ、圧力指示スイッチ用電線管の腐食が認められたため、電線管を取替 |
|
2 |
1号機 |
コントロール建屋給気ルーバの取替工事において、ルーバ下面のモルタル部の亀裂と破損が確認されたため、モルタルを修理 |
|
3 |
1号機 |
電動機用電源盤のユニット取替時、サーマルリレーのトリップ試験を実施したが、トリップしないため、リレーを取替 |
|
4 |
2号機 |
給水加熱器の液位調節弁等の点検において、調節器内部のネジ込み部から、微少のエアーリークが認められたため、調節器を修理 |
|
5 |
2号機 |
制御棒駆動装置のスクラム弁リミットスイッチ取替時、レベルスイッチ接続部からの漏れにより、圧力降下が著しい窒素容器が認められたため、レベルスイッチ接続部を修理 |
|
6 |
4号機 |
海水熱交器建屋給気ファン(B)の電動機軸受ハウジングの寸法が、許容値を超えているため、手入れを実施 |
|
7 |
4号機 |
原子炉建屋の空調機の電動機シャフトのカップリング部の寸法が、許容値を超えているため、手入れを実施 |
|
8 |
4号機 |
循環水配管のライニングのピンホール検査において、5箇所のピンホールが認められたため、ピンホールを修理 |
|
9 |
補助ボイラー |
補助ボイラー試運転時、弁開閉チェックシートに誤記により開けられていたベント弁から、約5リットルの水漏れが発生したことから、補助ボイラー試運転を中断 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|