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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年1月7日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成16年1月7日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など


   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 非常用ディーゼル発電機用の屋内タンク室の蒸気加温器出口弁に、シートパスが認められたため、弁を点検  
2 1号機 換気空調系のタービン建屋給気フィルターに、破損が認められたため、フィルターを交換  
3 2号機 主変圧器の点検時、冷却ファン用制御ケーブルに、絶縁体損傷及び配線図のケーブル番号の誤り等が認められたため、損傷ケーブルを変更、及び配線図のケーブル番号を訂正  
4 2号機 タービン駆動原子炉給水ポンプ封水温度調整弁の点検において、取替部品の弁開度調整器に空気リークが認められたため、開度調整器を修理  
5 2号機 作業用電源箱の電源表示ランプのカバーが破損しているため、ランプカバーを交換  
6 3号機 チャコール建屋の主冷凍機(D)点検時、冷却水側水室カバーのボルトに、腐食が認められたため、ボルトを交換  
7 3号機 計算機の「計算機軽故障」警報発生があり、確認したところ、待機計算機の異常が認められたため、計算機を点検  
8 1・2号廃棄物処理設備 廃物処理建屋 換気空調系の排風気(A)の点検時、誤って制御空気弁を閉止したことから、排気流量が増加したため、制御空気弁を正常に戻し、点検対象制御空気弁を閉止  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

過去のデータは、こちらをクリックしてください。
● 平成15年11月分
● 平成15年12月分
● 平成16年1月分


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