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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成15年12月3日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成15年12月3日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など


   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 計装用空気圧縮機(A)の気水分離器のドレントラップバイパス弁を開けたところ、ドレンが溜まっていたため、ドレントラップ等を点検  
2 1号機 換気空調系の点検時、給気加熱器温度調節計の作動用空気供給小型弁の弁シートに漏れが認められたため、小型弁を交換  
3 2号機 加熱蒸気戻りレシーバータンクのレベルゲージ内の可動フロートが動作不良のため点検  
4 3号機 換気空調系の非常用ディーゼル発電機給気ファン(B)の点検時、モータ軸と羽根車ボス穴のはめ合値及び羽根車ボス穴のキー溝の寸法が許容値を外れているため修理  
5 3号機 中性子源領域モニタの指示値に上昇傾向がみられたため点検したところ、信号増幅器入力ケーブルのコネクタ部のロックナットに緩みが認められたため、ロックナットを締付  
6 4号機 原子炉建屋付属棟のケーブルダクト内に結露水の溜まりが認められたため清掃  
7 4号機 原子炉建屋の給気ファン室の空調機フィルタに汚れが認められたため、フィルタを交換  
8 サイトバンカ
設備
サイトバンカ建屋の電源点検時の電源復旧操作の際、電源切替を行ったところ、切替側の供給電源が切れていたため電源がなくなったが、供給電源を入れて復旧  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

過去のデータは、こちらをクリックしてください。
● 平成15年11月分
● 平成15年12月分


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