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平成15年度 不適合管理委員会報告情報(平成15年11月26日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成15年11月26日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水器循環水ポンプ(C)の軸受潤滑水の排出ラインの弁が全閉できないため点検 |
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2 |
1号機 |
所内通信用PHSアンテナを使用できないため調査 |
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3 |
2号機 |
高圧復水ポンプ(B)吐出弁の点検時、モーター部から異音の発生が認められたため、ベアリングを交換 |
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4 |
2号機 |
湿分分離器(A)の水位検出器用テスト弁のベローズリーク試験でリークが認められたため、弁棒及びベローズアセンブリーを交換 |
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5 |
2号機 |
原子炉隔離時冷却系の弁の点検時、手動操作用ハンドルシャフトが曲がっていることが認められたため、手動操作用ハンドルシャフトを交換 |
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6 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電機(A)の潤滑油フィルター下部フランジから潤滑油のにじみが認められたため、フランジ部を点検 |
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7 |
2号機 |
原子炉補機冷却系の熱交換器海水側ドレン弁よりシートリークのため点検 |
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8 |
2号機 |
残留熱除去冷却系調圧タンク(A)の加圧用圧縮空気止弁の点検時、ボンネットガイドブッシュ廻り止め溶接部にクラックが認められたが機能及び脱落のおそれがないため、次回点検時ボンネット及びガイドブッシュを交換 |
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9 |
2号機 |
原子炉格納容器内の原子炉再循環ポンプ出口弁脇の電線管フレキシブルホースの表面が溶接熱により損傷しているため、ケーブル点検及び電線管フレキシブルホースを交換 |
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10 |
3号機 |
復水脱塩装置の圧力調整弁の入口圧力計元弁のグランド部からにじみ程度のリークがあるため、グランド部を点検 |
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11 |
3号機 |
熱交換器建屋 加熱蒸気戻リ移送ポンプ(B)点検作業完了した際、他の作業が完了していないにもかかわらず、誤って電源を復旧したため、再度電源を落とした |
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12 |
4号機 |
防食皮膜生成用の電解鉄イオン供給装置で「電解槽電圧上昇」の警報が発生したため、整流器を点検 |
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13 |
1・2号廃棄物処理設備 |
化学分析室の天井の配管貫通部の隙間より、水が滴下しているため修理 |
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14 |
1・2号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋 冷水ポンプ(A)の軸グランド水の排水ラインが詰まりぎみのため、排水ライン点検 |
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15 |
1・2号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋 換気空調系の冷水ポンプ(A)の軸グランド部のリーク水が多いため、軸グランド部を点検 |
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16 |
3・4号廃棄物処理設備 |
低電導度サンプル槽(A)水位のCRT画面の指示値が計器指示値と違いがあるため、CRT表示計算機を点検 |
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17 |
3・4号廃棄物処理設備 |
化学分析室の「局冷圧縮機1吸込圧力低」警報のネジ山がつぶれているため修理 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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