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福島第二原子力発電所2号機原子炉格納容器漏えい率検査
バウンダリ構成作業の開始について


 当所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年4月14日より第15回定期検査を実施しておりますが、シュラウド・再循環系配管の補修などが終了し、準備が整ったことから、平成16年3月8日より原子炉格納容器漏えい率検査バウンダリ構成*1作業を開始することといたしましたのでお知らせいたします。
 なお、原子炉格納容器漏えい率検査バウンダリ構成を実施するにあたり、平成16年1月29日に公表いたしました圧力抑制室内
*2への異物混入対策を着実に実施するとともに、平成15年11月19日原子力安全・保安院に提出した「原子炉格納容器漏えい率検査の実施方針について」(PDF 75.3 KB)に基づいて、一つ一つ確実に原子炉格納容器漏えい率検査の準備を進めてまいります。
以 上
*1 バウンダリ構成
    原子炉格納容器漏えい率検査を実施するために、バウンダリ(事故時に放射性物質
   が外部に放出しないよう隔離するための、原子炉格納容器の境界(しきり)を指す)とな
   る弁の開閉状態を確認し、検査状態に構成すること。
    バウンダリ構成のあと、加圧による漏えい確認を行い、原子炉格納容器漏えい率検査
    を実施する。
*2 圧力抑制室
    原子炉格納容器の下部にあり、原子炉圧力容器の圧力が上昇した場合にその蒸気を
   圧力抑制室内に導いて冷却することで原子炉格納容器内の圧力を低下させる設備。ま
   た、原子炉冷却材喪失事故時の非常用炉心冷却系の水源として水を貯蔵する役割もあ
   る。


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