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1号機復水器の点検・補修結果について
 当所1号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、平成16年1月30日午前7時頃から、3台ある主復水器のうち1台で導電率にわずかな上昇傾向が認められました。原因は、当該復水器内の細管の内部を流れる海水が復水器内へわずかに混入しているものと推定され、直ちに原子炉への影響が生じるものではありませんが、設備保全の観点から、発電機出力を約50万キロワットまで低下させ、平成16年2月5日から6日にかけて、当該復水器の点検・補修を行うことといたしました。
                  (平成16年1月30日、2月2日お知らせ済み)

 点検の結果、当該復水器の細管24,192本のうち1本に漏えいが認められたことから、当該細管に閉止栓を取り付けました。また、念のため、当該細管と隣接する細管6本についても閉止栓を取り付けました。
 当該復水器は、十分な蒸気の冷却機能を有していることから、閉止栓による復水器の機能への影響はありません。
 次回定期検査の際に当該細管を取り外して原因調査を行います。

 なお、1号機は、点検・補修終了後、発電機出力を上昇させ、本日午前4時30分、定格出力に到達いたしました。
以 上
主復水器
  タービンを回した蒸気を海水により冷却し水に戻す機器。

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