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3号機残留熱除去機器冷却系(A)の点検結果について
  

 当所3号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成14年12月10日より、第12回定期検査を実施しておりますが、平成16年1月15日に残留熱除去機器冷却系(B)の補給水ポンプによる補給水量が増加していることを確認いたしました。調査の結果、当該系統熱交換器(D)の伝熱管1本に、貝が付着したことにより直径1mm程度のごく微小な穴があき、冷却水(非放射性)が、同系内の海水冷却系内に漏えいしたためと分かりました。
 そのため、当該伝熱管、および当該伝熱管以外に減肉傾向のある伝熱管25本について、取替を実施いたしました。(平成16年1月16日、28日お知らせ済み)

 その後、残留熱除去機器冷却系(B)と同じ機能をもつ当該冷却系(A)の伝熱管について自主的に点検を実施した結果、特に異常は認められませんでした。
 なお、予防保全の観点から当該冷却系(B)と同様に、減肉傾向のある伝熱管224本についても取替を実施することといたしました。
以 上

残留熱除去機器冷却系
   残留熱除去系の熱を冷却する系統。「残留熱除去系の熱を直接冷却する純水側」と「残留熱除去
  機器冷却系の純水側の熱を冷却する海水側」から構成されている。


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