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福島第二原子力発電所2号機および3号機における
シュラウドの点検状況について |
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平成14年10月23日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当社は「原子力発電所における点検・補修作業に係わる不適切な取り扱い」
に関し、シュラウドに「ひびまたはその徴候」の疑いがあるプラントを順次計画的に停止し、今回指摘されている部位および他の部位の溶接線点検を実施しております。
2号機については、10月3日迄に、シュラウドの溶接線(H3内側)について、水中カメラ*を用いて調査し、5ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。
(10月3日お知らせ済み)
その後、本日までに、シュラウドの溶接線(H4内側)について水中カメラを用いて調査いたしました。
その結果、27ヶ所にインディケーションを認めたため、これらの箇所をブラッシングし、再度水中カメラで調査したところ、26ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。
3号機については、10月18日迄に、シュラウドの溶接線(H2外側、H4内側、H7外側)について水中カメラ*を用いて調査し、1ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。(10月18日お知らせ済み)
その後、本日までに、シュラウドの溶接線(H3内側)について水中カメラを用いて調査いたしました。
その結果、2ヶ所にインディケーションを認めたため、これらの箇所をブラッシングし、再度水中カメラで調査したところ、2ヶ所ともひびの様相を呈したものを確認しました。
今後も引き続き、他の部位について溶接線点検を実施するとともにその点検状況を順次お知らせいたします。
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10~30cm離れた距離から直径1/1000インチ(25.4/1000ミリ)のワイヤが識別できる程度の精度の水中カメラ |
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