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シュラウドの健全性監視状況(監視パラメータ値の変動状況) |
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平成17年2月28日現在、監視パラメータ値の変動状況から、
福島第二原子力発電所2号機シュラウドの健全性に問題はありません。 |
シュラウドの健全性については、下記の4つのパラメータの変動状況を確認の上、総合的に見極めて判断します。
みなさまにご安心いただくため、監視パラメータの変動状況をお知らせしています。
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■監視パラメータの変動状況(平成17年2月分) |
監視
パラメータ |
シュラウドの健全性に問題が生じた場合*1の
各監視パラメータの変動傾向 |
現状 |
概 要 |
(1)原子炉再循環ポンプ*2の速度が調整範囲内にある場合 |
(2)原子炉再循環ポンプの速度が調整範囲の上限に達した場合 |
炉心流量 |
増加する |
安定 |
安定 |
炉の出力を調整するための冷却材(水)の流量 |
炉心下部
格子板差圧 |
増加する |
安定 |
安定 |
炉心流量とともに増減する炉心入口の格子板前後差圧 |
発電機出力 |
安定 |
減少する |
安定 |
原子炉で発生した蒸気によりタービンを駆動し得られる電力 |
原子炉熱出力 |
安定 |
減少する |
安定 |
原子炉で蒸気となって発生する熱出力 |
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*1:シュラウドの健全性に問題が生じた場合 |
(1) |
原子炉再循環ポンプの速度が調整範囲内にある場合には、原子炉熱出力および発電機出力を安定に保つため、自動的に原子炉再循環ポンプの速度を増加させます。これにより、炉心流量および炉心下部格子板差圧が増加します。 |
(2) |
原子炉再循環ポンプの速度が調整範囲の上限に達した場合には、炉心流量および炉心下部格子板差圧に変化はなく、原子炉熱出力および発電機出力が減少します。 |
*2:原子炉再循環ポンプ |
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原子炉内の冷却水を原子炉圧力容器から取り出し、昇圧し原子炉に戻すポンプのこと。
ポンプの回転数を変化させることにより原子炉出力を増減できる。
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