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福島第二原子力発電所1号機の原子炉再循環系配管の点検結果について |
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平成15年5月2日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所 |
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当社は、原子炉圧力容器と原子炉再循環系配管の接続部について、近年(約5年間)点検を行っていない溶接線についても点検を実施することとし、準備が整ったプラントから順次点検を開始しております。
(4月1日お知らせ済み)
当所1号機については、4月1日から、当該接続部7ヶ所の溶接線及び当該溶接部に隣接する溶接部(セーフエンドと原子炉再循環系配管)12ヶ所について、超音波探傷検査を実施した結果、1ヶ所の溶接線(A系の原子炉再循環ポンプ入口配管との接続部)において指示エコーがみられました。指示エコーの原因については、現段階の調査結果では判断できませんが、建設時の放射線透過検査フィルム等との比較を実施した結果、建設時に何らかの原因によりついた加工痕の可能性も考えられることから、今後、さらに詳細調査を実施することといたしました。
(4月16日お知らせ済み)
その後、指示エコーがみられた溶接線について水中カメラを使った内面目視検査を実施した結果、ひびは確認されませんでした。また、建設時の加工痕も確認されず、指示エコーの原因は特定できなかったことから、念のため当該接続部を取り替えることとしました。
なお、切り取った当該接続部については、調査を実施いたします。
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