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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機圧力抑制室内における
紙片の発見・回収について

平成17年2月3日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)につきましては、平成16年8月9日より第20回定期検査を実施しておりますが、平成17年2月2日、圧力抑制室内おいて、圧力抑制プール水温度計に関する検査を実施後に圧力抑制室内の異物確認を行っていた協力企業作業員が、午後6時25分、変色した紙片1枚(約3.5cm×約1cm)を発見・回収いたしました。
 今回発見されたものは、圧力抑制室内の清掃作業(平成16年10月13日終了)以降実施した炉心スプレイ系ポンプの運転などによって圧力抑制室内の水位が変動したことにより、点検時確認しづらい部位および壁面等の水面近傍に付着していたものが移動してきたと推定しております。

 なお、回収作業時に塗膜片2個(約3cm×約3cm×約4.5cm(三角形)、約3.5cm×約1cm)を回収しております。
 
以 上

 炉心スプレイ系ポンプ
 原子炉水位が異常低下した場合に、原子炉に水を補給する系統のポンプの一つ。

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