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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機における警報の発生について

平成16年11月5日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、平成16年8月9日より第20回定期検査を実施しておりますが、本日、安全保護系*1設定値確認検査を実施していたところ、午後6時53分、「中性子計装系トリップ*2」の警報が発生いたしました。
 今後、原因を調査いたします。
 なお、原子炉の燃料は全て取り出されている状態であり、安全上の問題はありません。
 また、これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上

*1 安全保護系
 原子炉の安全性を損なうおそれのある事象が生じた場合、あるいは予想される場合に、原子炉を速やかに緊急停止(スクラム)ならびに非常用炉心冷却系などの安全装置を作動させる装置。
 
*2 中性子計装系トリップ
 原子炉内の中性子を測定するモニタからの異常信号を検出した際に発生する警報。

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