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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機における
A系原子炉自動スクラム警報の発生について

平成16年8月25日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、平成16年8月9日より第20回定期検査を実施しておりますが、本日、原子炉保護系*1の計器点検作業準備を実施していたところ、午前9時35分、「A系原子炉自動スクラム*2」の警報が発生いたしました。
原因を調査したところ、スクラム信号の発生を防止するための処置を行う前に誤って計器点検にともなう処置を実施したため、警報が発生したことが分かりました。
今後、さらに詳細な調査を行う予定です。
 また、これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上
 

*1 原子炉保護系
原子炉の安全性を損なうおそれのある事象が生じた場合、あるいは予想される場合、原子炉を速やかに緊急停止(スクラム)させる装置。
*2 A系原子炉自動スクラム
原子炉を緊急停止するための信号が片系統だけ発生した状態であり、制御棒は動作しない。スクラム信号はA・B両系が同時に発生することで制御棒を全挿入し、原子炉を緊急停止させる。

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