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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所6号機原子炉建屋内での
水漏れについて

平成16年7月16日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、本日、原子炉圧力容器等の漏えい検査準備のために原子炉圧力容器を加圧していたところ、午前8時24分、当社社員が原子炉建屋1階の残留熱除去系熱交換器(A)室の外壁近傍において、水が滴下していることを確認いたしました。
 その後、事象確認時には水たまりのなかった原子炉建屋地下2階にも溜まり水が確認されました。現在までの調査の結果、漏えい量は約8リットル、放射能量は約5.3×10ベクレルと評価しておりますが、引き続き漏えい箇所および漏えい量を調査いたします。
 現在は水の滴下は止まっておりますが、水の滴下状況から判断すると、漏えい検査の範囲外にある残留熱除去系から漏えいしたものと推定しております。
 
 これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上

残留熱除去系熱交換器
 残留熱除去系は、非常時に原子炉に水を注入したり、原子炉を停止した後に炉水を冷却する設備で、熱交換器は炉水や原子炉で発生した蒸気を冷却するために使用するもの(2基ある)。

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