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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所6号機圧力抑制室内
最終確認前準備作業におけるテープ片の発見・回収について

平成16年6月24日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、本日、作業員が圧力抑制室内の最終確認のための事前準備作業を明日までの予定で実施していたところ、テープ片1個(約18cm×約5cm)を発見し、午前10時38分回収いたしました。
 このテープ片は、前回の点検・回収以降実施した残留熱除去系ポンプの運転や水張り作業によって圧力抑制室の水位が変動したことにより、点検時確認しづらい部位および壁面等の水面近傍に付着していた未回収のテープ片が移動してきたものと推定しております。
 
以 上

残留熱除去系ポンプ
 原子炉を停止した後の冷却(燃料の崩壊熱の除去)や非常時に原子炉水位を維持する系統にあるポンプ。
 

<参考> テープ片発見位置図 (10kB)

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