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プレスリリース

定期検査中の福島第一原子力発電所6号機シュラウド外周部での
線状のものの発見・回収について

平成16年4月20日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、平成16年4月10日から制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ*1応力改善作業後の原子炉圧力容器底部の吸引清掃作業およびシュラウド外周部(アニュラス部*2)について炉内清掃の一環として目視による確認を実施しております。
 4月19日午後3時頃、シュラウド外周部の目視による確認を実施していた作業員が糸状のものを発見し、同日午後9時30分頃協力企業からの連絡を受け、当社社員が同日午後10時10分頃にビデオテープにて糸状のものを確認いたしました。
 その後、4月20日午前5時30分頃、吸引回収した結果、当該品は約2g(長さ約7cm、幅約2mm、厚さ約0.1mm)の線状のものでした。

 今後、当該品について調査を行うとともに、引き続き原子炉圧力容器底部等の清掃後確認を実施してまいります。
 また、今後も、整理整頓、落下防止に努めてまいります。
 
以 上

*1 制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ
 制御棒駆動機構が納められている筒(ハウジング)を原子炉圧力容器に固定するための継手
 
*2 アニュラス部
 原子炉圧力容器とシュラウドの間のジェットポンプ等が設置されている空間

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