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プレスリリース

福島第一原子力発電所3号機残留熱除去系弁の不具合について

平成17年1月29日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、平成16年8月9日より第20回定期検査を実施しておりますが、本日0時20分、原子炉水の温度調整のため、残留熱除去系熱交換器*(B)入口弁(電動弁)を全開から全閉へ操作したところ、閉動作の途中で停止いたしました。
 その後、当該電動弁を手動に切り替え動作確認を行いましたが、3時35分、操作できないことが確認されました。
 今後、原因について調査を行い、対策を講じることといたします。
 なお、残留熱除去系は、現在の弁開度で十分な冷却機能を有しております。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。
 
以 上

*1  残留熱除去系熱交換器
 残留熱除去系は非常時に原子炉に水を注入したり、原子炉を停止した後に炉水を冷却する設備で、熱交換器は非常時に原子炉格納容器内の蒸気を凝縮したり、原子炉停止後の炉水の冷却をするために使用するもの(2基ある)。


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