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定期検査中の福島第一原子力発電所４号機使用済燃料貯蔵プールでの
落下物（平座金）の回収について |
平成15年６月16日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当所４号機（沸騰水型、定格出力78万４千キロワット）につきましては、平成14年12月２日より第19回定期検査を実施しておりますが、平成15年6月6日、使用済燃料プール内の燃料集合体の上に円筒状の落下物１個および微量の光沢を持った金属粉とみられるものを当社社員が確認し、その後の調査で使用済燃料プール内に水中ポンプから落下した計9個の部品(制振用の円筒状のゴム：4個、ボルト：2本、座金：3個)を確認し回収いたしました。また、光沢を持った金属粉とみられるものは、シュラウド補修作業により発生し回収されたシュラウドの研削粉の一部であると推定されました。（平成15年６月11日お知らせ済み）
その後、落下物の追加調査を行ってきたところ、平成15年６月15日、使用済燃料プール内の燃料ラック下部に平座金１個の存在を確認し、回収しました。これで、水中ポンプから落下した部品全ての回収が終了しましたのでお知らせいたします。
また、研削粉については、ごく微量かつ微細なものであることから安全上問題ないと考えられますが、回収可能な金属粉については吸引通水洗浄により回収を行うことといたします。 |
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