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福島第一原子力発電所4号機シュラウドの補修作業の開始について |
平成15年4月17日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
国の「原子力発電設備の健全性評価等に関する小委員会」においては、シュラウドおよび原子炉再循環系配管で確認された「ひび」について「中間とりまとめ」が報告されておりますが、当社はこの結論を踏まえ、シュラウドで確認された「ひび」については、ごく軽微なもの及びシュラウドの健全性に影響を与えないものを除き、全ての「ひび」を除去することとしております。(3月11日お知らせ済み)
当所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、シュラウド中間胴部内側溶接線(H4)近傍の1ヶ所のひびに対する補修工事について、本日、経済産業大臣から工事開始を認める旨の通知をいただいたことから、当該部位について補修作業を開始いたしますのでお知らせします。
なお、補修工事につきましては、グラインダによる研削によりひびを除去し、応力改善のためにウォータジェットピーニング*を行うこととしており、電気事業法第48条第1項の規定にもとづき、4月1日、経済産業大臣に工事計画届出書を提出しております。
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*:ウォータジェットピーニング
部材表面に高圧の水を当てることによって、表面の残留応力改善を図る方法 |
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