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6号機における警報の発生について
 
 平成16年12月1日午前10時26分、定格出力にて調整運転中の6号機で、「原子炉水位低トリップ」および「原子炉A系自動スクラム」の警報が発生いたしました。その後、再度午前10時27分に同警報が発生いたしましたが、いずれもただちに警報の解除操作を行い、警報は解除されました。
 原子炉水位に変化はなく、また、プラント運転状態も安定していることから、原因は計器の誤動作と推定しておりますが、今後、詳細な原因調査を行い、対策を講じる予定です。
 
 これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上
 

* 原子炉A系自動スクラム
 原子炉を緊急停止するための信号が片系統だけ発生した状態であり、制御棒は動作しない。スクラム信号はA・B両系が同時に発生することで制御棒を全挿入し、原子炉を緊急停止させる。
 

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