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福島第一原子力発電所トップ
| 福島第一原子力発電所１号機の停止について |
平成14年10月25日
東京電力株式会社 |
当社は、現在、「原子炉格納容器漏洩率検査に係る問題」について、社外調査団による調査をお願いしておりますが、経済産業大臣より現時点までの調査状況について早急に報告を行うよう報告徴収命令（電気事業法106条）をいただいたことから、本日、中間報告を経済産業大臣に提出いたしました。
これまでの社外調査団による事案に対する見解では、福島第一原子力発電所１号機（沸騰水型、定格出力46万キロワット）の第15回定期検査（平成３年）及び第16回定期検査（平成４年）の期間中に実施された漏洩率検査において、空気の注入により漏洩率を低下させる作為等が行われた事実が判明いたしました。
この事態に鑑み、同１号機を自主的に停止し、準備が整い次第、漏洩率検査を実施することといたしました。
停止のための出力降下を本日18時から開始いたします。
こうした不正行為が行われたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げますとともに、今後、その具体的な経緯等は引き続き社外調査団による調査を進め、早期に事実関係を公表させていただきます。
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