東京電力リニューアブルパワー株式会社第1回グリーンボンド(3年債)の発行について
2021年8月18日
東京電力リニューアブルパワー株式会社
当社は、東京電力グループ初となるグリーンボンドとして「東京電力リニューアブルパワー株式会社第1回グリーンボンド(3年債)」を下記のとおり発行することといたしました。発行総額は100億円(注2)で、2021年9月の発行を予定しており、詳細については決定後に改めてお知らせいたします。
東京電力グループは、エネルギー企業として、カーボンニュートラルへの要請にお応えするために「販売電力由来のCO2排出量を2030年度に50%削減(2013年度比)」、さらには「2050年におけるエネルギー供給由来のCO2排出実質ゼロ」という目標を掲げました。この目標達成に向けてグループ全体で取り組むことで、政府が掲げるカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
当社は、当面の主力事業である国内水力事業の基盤強化を推進するとともに、将来の主力事業である海外水力事業と国内外洋上風力事業については、2030年度までに合計600~700万kWの総開発規模を目指しています。また、このように東京電力グループにおける再生可能エネルギーの主力電源化を推進することで、2030年度までに1,000億円規模の純利益をめざしてまいります。
今回、これらの実現を目的とした資金調達を行うために、グリーンボンドを発行いたします。調達した資金は、再生可能エネルギー(水力・風力・太陽光・地熱)の開発、建設、運営、改修に関する事業への新規投資および既存投資のリファイナンスに活用してまいります。
なお、グリーンボンドの発行にあたっては、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則に定められている4つの要素(1.調達資金の使途、2.プロジェクトの評価と選定のプロセス、3.調達資金の管理、4.レポーティング)に関する方針を記載した「東京電力リニューアブルパワー株式会社グリーンボンド・フレームワーク」を策定いたしました。また、本フレームワークについて、第三者評価機関であるDNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社から、グリーンボンド原則2021(ICMA)および環境省グリーンボンドガイドライン2020年版等の基準に合致していることの確認と適格性についての評価を受けております。
記
(1) 発行総額 | 100億円(注2) |
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(2) 発行年限 | 3年 |
(3) 発行時期 | 2021年9月 |
(4) 主幹事証券会社 | SMBC日興証券株式会社 みずほ証券株式会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 野村證券株式会社 大和証券株式会社 しんきん証券株式会社 |
当社は、自然の恵みを最大限に活用して安定的に低廉な電気をお届けすることで、国内外に再生可能エネルギーを普及させ、カーボンニュートラルの実現と地域に根差した産業の発展に貢献してまいります。
- (注1)
本報道発表文は、当社社債発行に際して一般に公表するためのものであり、投資勧誘を目的として作成したものではありません。
- (注2)
発行総額は有価証券届出書提出日現在の見込額となります。
<添付資料>
以 上