お知らせ

2023年10月6日
東京電力ホールディングス株式会社
東京電力リニューアブルパワー株式会社

 東京電力ホールディングス株式会社は、東京電力リニューアブルパワー株式会社が保有する尾瀬(尾瀬ヶ原、尾瀬沼、尾瀬戸倉山林)について、本日、環境大臣より「自然共生サイト」の認定を受けました。

 「自然共生サイト」は、「民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」として環境省が認定する区域になります。30 by 30(2030年までに日本の国土[陸域・海域]の30%以上を官民一体で保全)を達成するため、2023年4月より「自然共生サイト」の認定制度が開始されました。

 尾瀬は本州最大の高層湿原であり、多様な生物種が生息しています。
 東京電力グループは、尾瀬ヶ原の木道整備、日本ではじめて実施されたごみの持ち帰り運動、山小屋や公衆トイレの浄化槽設置、尾瀬戸倉の計画的な森林管理など、尾瀬における自然保護活動を約60年に亘り取り組んでおり、生物多様性保全に向けたこれらの取り組みが評価されたものと考えております。
 また、尾瀬国立公園「尾瀬かたしなエリアゼロカーボンパーク※」の登録を契機に、国立公園をカーボンニュートラルのショーケースとし、訪れる国内外の人たちに脱炭素型の持続可能なライフスタイルを体験して頂く場作りを目指すべく、片品村と環境省と協働検討を進めております。その一環として、尾瀬国立公園のサステナブルツーリズムの提供なども行っております。

 東京電力グループは、2022年10月に30 by 30を目指す行政、企業、NPOなどの有志連合「生物多様性のための30 by 30アライアンス」へ参画しており、引き続き、生物多様性保全の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。

<東電小屋と尾瀬の木道>

<東電小屋と尾瀬の木道>

<尾瀬サステナブルツーリズム>

<尾瀬サステナブルツーリズム>

  • ゼロカーボンパーク:
    環境省が国立公園において先行して脱炭素化に取り組むエリアを「ゼロカーボンパーク」として認定

以 上

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    ~生物多様性保全の実現に向けて~