高架式(こうかしき)木道
尾瀬ではツキノワグマを見かけることがよくあります。ツキノワグマとハイカーの出会い頭を防ぐために、特にツキノワグマがよく出没するところに高さを高くした木道を敷設しています。ハイカー、クマ双方の見通しが効き、出会い頭の衝突を防ぐ工夫をしています。牛首からヨッピ吊り橋の間にあります。
また、尾瀬では豪雪地帯であるため、雪が融けると、尾瀬ヶ原が水であふれた状態になり、木道が冠水し、流されてしまうこともあります。対策として、牛首からヨッピ吊り橋間に、湿原の水位を計測するための水位計を設置し、雨が降ったときの水位を調査しています。年間を通して集めたデータを元に、次回架け替え工事を実施するときに活かしています。