2019年3月14日
東京電力フュエル&パワー株式会社

 当社は、富津火力発電所1号系列(燃料:LNG、定格出力:16.5万kW×6軸※1)および2号系列(燃料:LNG、定格出力:16.5万kW×7軸)のコンバインドサイクル発電設備(全13軸)について、発電効率の向上等を目的に、ガスタービン等の取替を実施しておりますが、このたび、2号系列第6軸の取替工事が完了し、昨日、営業運転を再開いたしました。これにより、全13軸のうち10軸の取替工事が完了したこととなります。

 今回の2号系列第6軸のガスタービン等の取替は、既存の高効率化された2号系列取替軸※2にガスタービンの冷却構造の改良を加えたことで、発電効率は47.2%から54.4%(既取替軸から0.1%向上)へ向上します。定格出力については16.5万kWから16.2万kWとなりますが、既取替軸から比較し0.2万kWの向上となります。
 その結果、年間で燃料費を約13億円、CO排出量を約6万t削減できる見込みです。今後、残りの3軸についても、順次取替を実施してまいります。

 引き続き、当社は、燃料費の戦略的削減により、国際競争力のある電力を安定的にお届けするとともに、福島の復興に向けた原資の創出に全力を尽くしてまいります。

以 上

  • ※1  

    富津火力発電所1号系列は全7軸。今回の取替工事対象は1号系列第1軸~第6軸。

  • ※2  

    2-1軸、2軸、4軸、5軸、7軸は既にガスタービン等の取替工事が完了済み。

<別紙>

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    ~燃料費やCO2排出量削減に向けて、ガスタービン等の取替工事が完了~