JFE環境株式会社と東京臨海リサイクルパワー株式会社の合併契約の締結について
2019年2月1日
JFEエンジニアリング株式会社
東京電力フュエル&パワー株式会社
JFE環境株式会社
東京臨海リサイクルパワー株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大下元、以下「JFEE」)の子会社であるJFE環境株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:露口哲男、以下「JFE環境」)と東京電力フュエル&パワー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:守谷誠二、以下「東電FP」)の子会社である東京臨海リサイクルパワー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:影山嘉宏、以下「TRP」)は、2018年8月1日にJFEE、東電FP、JFE環境、TRPの4社で締結した事業統合に関わる基本合意※1に基づき、本日、合併契約を締結いたしました。
1.合併契約の内容
(1)本事業統合の日程
合併契約の締結日 2019年2月1日
本事業統合の効力発生日 2019年4月1日
(2)本事業統合の方式
JFE環境を存続会社とする吸収合併による事業統合
(3)権利義務の承継
JFE環境は合併の効力発生日において、吸収合併消滅会社であるTRPの一切の資産、負債および権利義務を承継
2.統合新会社の概要
(1)商号、本店所在地
J&T環境株式会社、神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
JFE環境とTRPが一体となって業界トップを目指すとともに、新たな事業領域を開拓していくという思いをこめました。
(2)資本金、決算期
6.5億円、3月
(3)代表取締役
代表取締役社長 露口 哲男
代表取締役副社長 佐々木 敏郎
(4)株主及び持株比率
JFEエンジニアリング株式会社 64%
株式会社JERA※2 36%
(5)事業所
新会社の事業所は、JFE環境およびTRPが保有する全ての事業所
(6)従業員
新会社の従業員は、本事業統合の効力発生日現在のJFE環境とTRPに所属する全ての従業員
3.統合新会社の基本方針
今回の事業統合により、新会社は東京都、横浜市、川崎市および千葉市に事業拠点を保有する首都圏で最大の廃棄物処理・リサイクル会社となります。新会社はコンプライアンスを遵守した透明性の高い企業活動を展開し、お客さまとの信頼関係の構築を事業運営の基本と致します。また、設備の効率的運用や相互補完を進めることで事業の競争力を向上させていきます。このような取組みにより廃棄物処理業界の社会的な位置づけを高めていく一翼を担ってまいります。
また、新会社は世界的に問題視されている廃プラスチックの処理や、リサイクル率の向上が喫緊の課題となっている食品リサイクルの分野などを通して、エネルギーや資源の利活用の拡大に取り組み、循環型社会の実現に貢献してまいります。
さらに、経済成長に伴い廃棄物処理の問題が顕在化している東南アジアなどでも日本国内での知見を活かした事業の展開を図ることにより、業界トップの企業となることを目指します。
JFEE・東電FPの両グループは、既存事業の成長に留まらず、事業領域拡大によるさらなる競争力強化、企業価値向上に取り組むとともに、地球環境問題や、人口減少時代におけるインフラ維持・管理の効率化、自治体インフラの老朽化といった社会的課題の解決に貢献すべく挑戦してまいります。
以 上
※1:「JFE環境株式会社と東京臨海リサイクルパワー株式会社の合併について」(2018年8月1日プレスリリース)
http://www.tepco.co.jp/fp/companies-ir/press-information/press/2018/1502575_8629.html
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180801124923.html(JFEエンジニアリング株式会社ウェブサイト)
※2:東電FPと株式会社JERAの間で締結した吸収分割契約に基づき、2019年4月1日にTRPは東電FPからJERAへ承継予定
<参考>「既存火力発電事業等の株式会社JERAへの承継について」(2018年5月9日プレスリリース)
http://www.tepco.co.jp/fp/companies-ir/press-information/press/2018/1490122_8629.html