2017年9月19日
東京電力フュエル&パワー株式会社

 当社は、電力自由化による競争が進展する中、収益拡大に向けた事業領域拡大策として、これまで発電事業で培ったノウハウやアセットを活用し、イチゴの生産から加工・販売まで行うエコファーム事業に挑戦いたします。

 本日、当社横浜火力発電所(所在地:神奈川県横浜市鶴見区)構内にて、同事業に用いる園芸施設の建設に着工いたしました。今後、温湿度などを最適にコントロールする最先端の環境制御技術を導入し、2018年2月以降、イチゴの通年栽培を開始する予定です。

 イチゴの栽培技術は、近年、IoT等の技術革新により生産性および品質の向上が飛躍的に進んでおります。また、イチゴは消費者からの人気が高い一方、夏秋季の生産量は冬春季に比べ少なくなっております。
 こうした中、環境負荷低減を目的とした農業排水・液肥リサイクルシステムを採用し、温湿度等の環境制御を自動化した園芸施設において、発電事業で培った機器の制御技術を活用するとともに、イチゴ栽培のノウハウを有する企業と協力し、通年栽培を行うことで、事業領域の拡大を実現いたします。

 当社は、イチゴの効率的な通年栽培や収穫を通じて、お客さまに信頼され、地域と共生するとともに、今後もエネルギー利用と最先端技術を融合させた新たな事業領域に進出し、収益拡大・企業価値の向上を目指してまいります。

以 上

別紙

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    ~発電事業のノウハウやアセットを活用し、イチゴの通年栽培に挑戦~