2017年6月22日
東京電力フュエル&パワー株式会社

 当社は本日、常陸那珂火力発電所1号機(燃料:石炭、定格出力:100万kW)において、地球温暖化対策の一環として、木質バイオマス燃料を用いた発電を開始しました。再生可能エネルギーの一つであるバイオマス燃料を当社火力発電所で導入するのは初の取り組みです。

 当発電所1号機の燃料は石炭ですが、木くず等を圧縮成型した木質バイオマス燃料を最大3%混焼することにより、CO2排出量の減少を実現いたします。
 今秋には同発電所2号機(燃料:石炭、定格出力:100万kW)においても、1号機と同様に最大4.5%の混焼開始を予定しており、両プラント合計で、年間約8万トンの石炭消費量の削減および約22万トンのCO2排出量を削減できる見込みです。

 当社はこれまで、温室効果ガスの排出削減等、低炭素社会の実現に向けて取り組んでまいりました。今後は、従前より取り組んできた全発電所における高効率で環境に配慮した発電所運営に加え、石炭火力発電所におけるバイオマス燃料の導入をはじめとした再生可能エネルギーの促進により、地球温暖化対策に資する発電事業をより一層推進してまいります。

以 上

<別紙>

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  5. 常陸那珂火力発電所における木質バイオマス燃料の混焼開始について
    ~再生可能エネルギーの導入により、CO2排出量・化石燃料消費量を削減~