「(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画 計画段階環境配慮書」の送付及び縦覧について
~石油火力を最新鋭の高効率石炭火力へリプレース~
2016年4月22日
東京電力フュエル&パワー株式会社
当社(代表取締役社長:佐野敏弘、本社:東京都千代田区)は、安価な電力供給による競争力の向上と低炭素化の観点から、保有している老朽火力発電設備を最新鋭の高効率発電設備へリプレースする計画を順次進めております。
当社は本日、その取り組みの一環として横須賀火力発電所のリプレース計画に係る環境への配慮事項をとりまとめた「(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画 計画段階環境配慮書*1」(以下「配慮書」)を経済産業大臣に送付いたしました。あわせて、環境保全の見地からの意見を求めるため、配慮書を神奈川県知事ならびに横須賀市長へ送付いたしました。
配慮書は、4月25日から5月31日までの期間、関係する行政機関及び横須賀火力発電所において縦覧するとともに、ホームページにて公表いたします。
今回のリプレース計画により、横須賀火力発電所は、石油火力から高効率石炭火力へと新たに生まれ変わる予定です。今後、経済産業省をはじめとした関係各所のご指導や、地域の皆さまのご意見を賜りながら着実に計画を実施してまいります。
当社は、競争が激化する事業環境において、「経済性」、「環境性」、および「エネルギーセキュリティ」の観点から、株式会社JERA*2を通じて、石炭火力とLNG火力のバランスの取れた適切な電源ポートフォリオの構築に向けて取り組んでおり、本事業も株式会社JERAにて実施することを検討しております。
※1 環境影響評価法に基づく全4段階の手続きのうち、1段階目に該当
※2 中部電力株式会社と当社の合弁会社(代表取締役社長:垣見祐二、本社:東京都中央区)
以 上